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この記事はこんな人におすすめです
- 「投資はリスクがあって怖い」と感じている
- リスクという言葉の意味をなんとなくしか知らない
- 長期投資でリスクが下がると聞いたが、仕組みがわからない
私は「リスク」を誤解していた
投資に興味を持ったとき、最初に壁になるのがこの言葉です。
リスクと聞いて「損する可能性があるのか」と感じるのは自然なことです。
私も最初「投資にはリスクがある」と聞いた時は
「価格が下がる可能性があるということなんだな」と理解していました。
しかし、投資の世界でいうリスクは、もう少し広い意味を持っています。
以前にも、何度かリスクについて触れたことがありますが、今回は踏み込んで解説していきます。
リスクは「危険」ではなく「上下のブレ」のこと
投資におけるリスクとは、将来の結果がどれだけブレるか、その幅のことです。
上に大きく動く可能性も、下に大きく動く可能性も、どちらもリスクに含まれます。
通勤時間で考えてみましょう。
現在の通勤時間が約30分だとします。
平日は毎日30分かかる
→ 安定している(リスク低)
休日出勤で車が少なく10分の日もあれば、渋滞で60分の日もある
→ 読めない(リスク大)
通勤時間が少ないとき、つまり10分で着く日は嬉しくても
「予定が立てにくい」という意味ではリスクが高いと言えます。
これを株価にあてはめると、
値段の上下が激しい企業の株はリスクが高い
値段の上下が少なく安定している企業の株はリスクが低い
となります。
「値段の上下が激しくて、予定通りにいかないほどリスクが高い」と言われるわけですね。
値上がりもリスクなのか、という話
「値上がりするのにリスクっておかしくない?」と感じる方もいると思います。
理論上は上下のブレすべてがリスクですが
「大きな値下がり」や「将来お金が必要なときに資産が減っていること」
を特に恐れている私たちにとって
「不安の原因」こそが「リスク」だと思いこんでしまっているのです。
リスクを下げる方法
リスクを下げるために必要な行動は限られてきます。
投資には経済の動きにより生まれるリスク(値段の上下)がつきものであり
短期では大きく上下します。
わかりやすい例えは、コイントスでしょうか
コインを数回投げただけでは全てが表だったり裏だったり極端な結果も出ることがありますが
何百、何千回と投げると表裏の確率は50%になります。
回数が少ないと結果は大きく偏りますが、回数が増えるほど平均に近づきます。
株式市場も
- 企業の利益成長
- 配当の再投資
- 世界経済の発展
により、時間が長くなるほど、偶然の影響が薄れていきます。
以前の記事で紹介しているような、オルカンなら年利4〜7%、S&P500なら8〜13%といった
年間リターンへ収束していくのです。
ただし、長期でも値動きはなくならない
誤解しやすいポイントですが、リスクを減らせるだけの時間をかけても値動き自体はなくなりません。
毎年の値動きは市場にいる限り続きます。暴落もあります。
長期投資が有利なのは「毎年ゼロになる」からではなく、
株式の成長が長い目で見ると右肩上がりになっていることで、「最終的なブレ幅が相対的に小さくなりやすい」からです。
リスクを減らす4つの方法
リスクを減らすために必要な4つの方法は以下のとおりです。
1 長期投資
15年以上の保有を前提にして、時間を味方につける。
2 分散投資
1社や1国に集中しない。特に個別株はリスクの塊です。
3 低コスト
手数料を抑える。
4 余剰資金で投資
生活防衛費を確保してから投資する。暴落に備えましょう。
ただ、方法を知っていても実行は難しい、というのが実際のところです。
その証拠に私の失敗談を一つお話します。
私がリスクの意味を知ったあとに取った行動
私はトランプ関税ショックによる暴落を乗り越えた後
耐えられるならリターンの高い商品を買えばいいんだな、と調子にノっていました。
そこで新NISA枠ではない、特定口座(非課税ではない、税金が取られる口座)で
試しに「FANG+」というリスクの高いファンドを買っていた時期がありますが、きっちりリスクの反動を受けました。
当時は毎日のように含み損と含み益を行ったり来たりしていて、気が気でなかった思い出があります。
- 寝て起きたら大きく下がってて悲しい
- 次の日は上がっててうれしい
- また次の日はまた下がって悲しい
情緒不安定そのものでした。
そして年始に新NISA枠が復活したとき、FANG+は売ってS&P500に買い替えました。
いい経験ですが、二度と買いません。
リスクが高い商品を買うと、
値動きに振り回されて思いもよらない行動を取ってしまいそうになる。
これが私の体験談です。
そうなると、リスクを抑える方法その1「長期投資」そのものが成立しなくなってしまいますよね。
最大のリスクは「途中でやめること」
値動きより怖いのは、不安になって途中で売ってしまうことです。
そして、リスクに耐えられずに売ってしまう現象の最大の要因は、
値下がりの激しさに耐えられないこと。
つまり、数字ではなく自分の行動が、一番のリスクなのです。
リスクは消せないが、付き合えるようになる
リスクを完全になくすことはできません。
しかし
正しく理解して、長期・分散・低コストのインデックスファンドを余剰資金で購入する。
この4軸で取り組めば、十分に付き合えるものになります。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資は自己判断・自己責任でお願いします。

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