第3回 私が最初に買ったもの。正直な話をしよう

投資入門

前回までのあらすじ

退職をきっかけにお金と向き合い、怖かった投資を始めた私が、このブログで伴走者として「未来が明るく感じられる」ことを目指すと宣言しました。

今回からは、私が実際に起こした行動を、当時考えていたことをできるだけ思い出しながら話していきます。

株を買う勇気を出すために、正解を探す

前回までにもう一つ、読者であるあなたとの約束事を決めさせていただきました。 必ず儲かるとは限らない、特定の銘柄は進められない、あなたの行動は変えられない

実はこれらは全部、昔の自分が逆に考えていたことです

必ず儲かってる人がいて、特定の企業の株を買っていて、相場(他人の売り買いの行動)が操れる

つまり――「投資の正解」があるんじゃないか?と

私の必勝法

私の経歴はとても一般的です。学校で勉強して大学まで出て、会社員として働く一般的な日本人。 答えは常に教科書の中に書いてあった、という経験が人生の半分以上を占めています。

だから今回も私の必勝法に従いました つまり教科書を探したのです。 最初に手に取ったのは以下の本でした。

「ほったらかし投資術」山崎 元 (著), 水瀬 ケンイチ (著)  「ほったらかし投資術(Amazonで見る)

そして当時無職で無敵の私は「時間あるし本以外の根拠も集めよう」と思い ゲーム実況動画くらいしか見てなかったyoutubeでも投資で検索。出会ったのは「両学長 リベラルアーツ大学」や「がまぐち夫婦の節約チャンネル」「S&P500最強伝説」でした。

youtubeは常に最新情報が流れてくるので、これらのチャンネルには今でもお世話になっています。 これらの「投資を教えてくれる教材」に出会えたことは、私の投資家人生最大の幸運だったのかもしれません。

とにかく無知でお金が減ることに恐怖があった私は、私なりの必勝法で「答え」を探しました。 そこで出会ったのが「インデックス投資」だったのです。

当時ざっくりと理解したインデックス投資の手法とは以下のようなものでした。

特定の企業の成長や値動きを予測して売買するのではなく、 S&P500のような市場全体の動きを表す指数(インデックス)に連動する商品に投資する。

経済全体の成長に乗ることを目的とした方法 この手法の特徴は、「分散」と「長期」にあります。

一つの企業に集中して投資するのではなく、数百〜数千の企業にまとめて投資することで、個別の失敗リスクを抑えます。

また、短期的な値動きに振り回されず、長い時間をかけて資産の成長を目指します。 また、信用取引のように借金を背負うリスクがない投資(現物投資)である点も、初心者にとって始めやすい特徴の一つです。

買って持っておくだけ、分散もできていて大きな損をする可能性が低い、借金にはならない、ということがなんとなく理解できました。

当時は簡単すぎて怪しさを感じたり、なんで分散が必要なの?くらいの感覚だったりしましたが、とにかく借金せずにお金が増やせるというのが大きく恐怖を軽減してくれました。

ここでクイズです。今から投資を始めようと思ったら、必要な最低金額はいくらだと思いますか?

答えは「100円」です。

インデックス投資家が買うのは、投資のプロに運用を任せる投資信託(投信、ファンドともいう)です。

インデックスファンドで代表的な金融商品の eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

は、なんと100円から購入可能なのです。(そして価格の上昇(利益)や下落(損失)は買った(買い付けた)100円に応じたものになります)

「100円なら最悪無くなっても良い。マイナスにならないことは何度も確認したし」 投資を始めてもいいかな、と初めて思えたのはこう確信できた時でした。

そうと決まれば口座開設だ

私はSBI証券で証券口座を開設しています。SBI証券 公式サイト

口座を選ぶときも色々ありましたが、それはまた今度にお話します 口座開設の申請が通るまで数週間ほど待ち、無事開設。

ここで私はとんでもない行動に出ます。 eMAXIS Slim 全世界株式(通称オルカン、世界中にある企業から一定の基準で投資するファンド) eMAXIS Slim 米国株式(通称S&P500、アメリカの企業に広く分散投資するファンド)

この2つを10万円分、つまり20万円分の投資信託を買付注文したのです。

100円から始められるって書いたのに、なんでいきなり20万も!?と思われた方、正常です。

正直浮かれてました。 正解を学んだら、正解を選ぶだけ 次の瞬間、投資家としての「経験」がないままに、最初に決めた以上のお金を投資に回すとどうなるか、身を持って味わうことになります。

口座(買付余力)から引き落とされる20万円。そこから変わらない画面。

(……株はどこ?)

投資信託の買付注文と引渡日にはズレがあって、数日経たないと口座には反映されません。しかも投資信託は厳密には株ではないのですが、当時はそこまでの知識がなかったので許してください

「ちゃんと買えてる?騙されてない?」

嫌な汗がじわじわ出てきました

残高だけが減って闇の中 理由をすぐに調べましたが 当時はチャットGPTのようなAIを使って検索結果の要約をすることも知らなかったので ひたすらgoogleで調べました

🔎「株 買えてない」「株 買い方」「株 買ったあと 口座」

数日ネットを半泣きでさまよって、たぶん大丈夫だとは分かっていたものの 約定日に証券口座へファンドが引き渡されたところで、やっと安心できました。

私は運が良かった。 「投資に正解はない」というのは投資家なら誰もが知っておくべき事実でした 正解がない中で、自分がこれでいいと思う選択をするのが当たり前の世界 私がちゃんとした証券口座で、ちゃんとした商品を、騙されずに買えたのは、選んだ教科書がたまたましっかりとした知識をくれるモノだったから

今、まだ投資を始めてない、株を買う前の読者のみなさん

少なくとも私の経験上、SBI証券で口座を作ることと、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)かeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を買うことでは騙される心配はありません。

でも、最初は騙されても問題ないと思える金額にしてくださいね。

次回は私の口座開設までの流れを少し詳しくお話します。

「銀行口座ではダメ?SBI証券を選んだ理由」

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