今回はMBTIテストを受けてみた話です。
MBTIテストとは
アメリカや韓国、シンガポールなど海外で広く受け入れられている性格診断テストの一種です。
日本でも一部の外資系企業やコーチング・カウンセリング業界、教育関係者では使われてますが、一般的な企業研修や就活支援では「適性検査(SPIやGABなど)」が主流です。MBTIは「個性重視」文化の欧米に比べ、日本の「協調・平均重視」との相性がやや弱いと言われているそうです。
今回私は「16Personalities」というサイトで自分のタイプだけ確認しました。課金することでさらに詳細な情報が得られますが、海外のサイトなので情報の取り扱いには注意が必要です(宣伝や勧誘目的ではないのでURLは貼りません。自己責任でお試し下さい)。
テスト結果はINFP-T。「仲介者」と呼ばれる日本人で最も多いとされるタイプでした。
MBTIでわかること
MBTIテストを通じて以下のような情報がわかります。
- 仕事スタイル
・チームプレイ型か、1人で集中するのが得意か
・計画を立てるのが好きか、柔軟に対応する方が向いているか - 適職のヒント
・向いている職種や環境(例:INTPは研究・開発、ENFJは教育・人材育成など) - 対人関係の傾向
・人と接する際に気をつけるべき点(感情的か論理的か、社交的か内省的か) - ストレス要因とその対処法
・例えば、Jタイプは計画通りに進まないとストレスに感じやすい - 学習スタイルやモチベーションの源
・感覚(S)は事実や具体的な例に強く、直観(N)は理論や可能性に惹かれる傾向
INFP-T「仲介者」の特徴
では私が今回判定されたINFP-T「仲介者」はどんな性格なのでしょうか。添付された情報によると以下だそうです。
●あなたの強み
- 自己認識力が高い
内省をよくするので、自分について深い洞察を得られます。 - 偽りがない
あなたの正直であろうとする姿勢が、周りの人をインスパイアします。 - 成長志向
自己改善に情熱的なので継続的な成長が促されます。 - 感情知性が発達している
感情についてよく理解しているので、深い人間関係を築けます。
●あなたの弱み
- 完璧主義者
理想的な結果を追い求めるあまり行動を取れず、成長が妨げられることがあります。 - 感情に敏感
敏感なのでストレスを感じたり、燃え尽きてたりするかもしれません。 - 自信がない
内省していると、いつのまにかマイナス思考になることがあります。 - 先延ばし癖がある
タスクを後回しにしがちなので、目標を達成できないことがあります。
たしかに私は最近自己啓発本を読む頻度が多くなっており、長所短所含めてある程度自己認識している性格と合っていると思いました。
ただ私のような「仲介者」タイプは日本人にもっとも多いとされるタイプであり、他と比べて特別どうといった感じでもないのかな、というのが素直な感想でした。
日本で浸透しない理由の一端を垣間見た気がします。
あくまで簡単なテストから得られる暫定的な性格診断なので鵜呑みにしてはいけませんが、参考として頭の片隅に入れておくことは悪くないと思います。
自分もやってみようと思った方への注意点
特定のスポンサーサイトには手を出さないこと
現在MBTIと検索すると「My personality」というスポンサーサイトがGoogle検索でTOPに表示されることがあります。オンラインテストが受けられると日本語で案内を受けますが、実際にテストを進めて結果の表示前までいくと7日間の安い料金でのフルサポート無料体験がはじまりますが、7日経つと自動でフルプライスのサブスクリプションへ登録させられるので注意が必要です。
最初は安いからいいか、と登録すると完全英語オンリーのサイトに飛ばされ(日本語化されるのは最初のテストのみです。Googleの翻訳も受け付けません)、単純に英語が理解できず困惑するだけでなく、解約手段がわかりにくいのコンボで非常に不安になります。
詐欺サイトではないので、適切な手段を踏めば無料期間中に滞りなく解約できますが、AIを活用したり英語が読める人でなければ手を出さないほうが無難です。
万が一解約手段のわからないサイトに登録してしまった場合は?
最後に、自分が意図しないサイトに登録してしまった場合の対処法として広く使える手段を紹介します。
万が一解約手段のわからないサイトに登録してしまった場合は、周囲に相談するのが最優先。
自分で解決したい場合はChatGPTに「解約の手段を聞く」のが有効です。
サイトのURLを添えて「解約したい」と打ち込むと、解約申し込み用の英文まで作成してくれますので、それをコピペして登録してしまったメールアドレスなどから送信してください。
今回も読んでいただいてありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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