今回は頭を柔らかくする秘訣のお話です。
・私はお金が嫌い
え?いきなり何の話?と思われたかもしれませんが、ひとまず読み進めてほしいと思います。
「私はお金が嫌いです」という立場をとって考えてみるということです。
・お金が嫌いになる理由
お金のことで悩まない人生を送っている人は珍しいでしょう。
あなた自身がお金に悩んでいなくても、あなたの周りの人まで含めるとお金について悩んでいる人がいると思います。
理由はいくらでも思いつけると思いますが、結論、悩みのタネだからです。
- 持っていないと欲しいものが買えない
- 月々の支払いで出ていく
- 急な出費があればさらに出ていく
- 社会人であれば会社という存在から与えられ、手元に来る給与も少ない
そんな存在をどうして好きになれるでしょう。私はお金が嫌いです。
・嫌いになったらどうするか
一番良いのは、原因を取り除くことですが、お金のない世界を作ることは個人ではできません。
そうなると私は、嫌いになるとそのモノについて考えるのをやめます。
遠ざけて、視界に入れないようにします。
「どうせ持っていかれるのだから」と、いろんな明細書や家計簿から目を逸らす。別に支払えなくなっているわけではないのだから、まじまじと見て気分が悪くなるよりはマシ。そう考えます。
すると、一旦はお金について考えなくても良くなります。
嫌いなものについて考えなくなると、ちょっとスッキリします。(本当は消えていないのだとしても)
これが「思考の行き止まり」です。
・柔軟な考え方の秘訣
では行き止まりから抜け出して、柔軟な思考に至るためにはどうするべきなのでしょうか
それは「何が嫌いかをはっきりさせる」ことです。
「それってお金のせいかな?」と考えてみることなのです。
・実はお金には善悪がない
お金のせいじゃなかったら、誰のせいだろう?
私が本当に嫌いなものは何だろう?
「あっ、実はお金じゃなくて、お金を奪う人やモノが嫌いなのかも?」
具体的には
- なぜお金がないと欲しい物が買えないのだろう?
- 月々の支払いの内訳=お金を奪う原因はなんだろう?
- 急な出費が発生した原因はなんだろう?
- 給与が低いのはなぜだろう?
と考えることで、思考の行き止まりから抜け出して、一歩進むことができると思います。
・「嫌い」という感情に向き合ってみよう
実際に「私はお金が嫌い」でした。
しかし今は嫌いでも好きでもない、といった感じでしょうか。
考えが変わったきっかけは、目を逸らしていたものに向き合った結果、得られた新しい疑問のおかげです。
「思考が柔軟になる」ということは、一つの結論に対して別の答えを見つけるきっかけをつかむことなのだと私は考えます。
・「嫌い」から抜け出そう!
もしあなたが今、何かが嫌いだと考えているのなら
「自分が嫌いなのは、本当にそれだろうか?」と考えてみましょう。
答えが見つからなくても大丈夫。
ちょっと別の考え方に目を向けてみる。
たったそれだけで、あなたの頭は柔らかくなっているのです。
たとえすぐに答えが見つからなくても、少しずつ別の視点を取り入れることで、あなたの思考は確実に柔軟になっていくはずです。
今回も読んでくださってありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
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