今回は現代病といわれるゲームやスマホについてのお話です。
趣味には読書って書くけれど、それ以上にゲームとスマホが好きだ。
就活や転職などで自己PR文を考えながら、こう思ったことはありませんか?
私はあります。
一般的にゲームやスマホといったものは、ごく短時間で大量のドーパミンを出し、時には依存症で苦しむ人間が出るほど悪いものだと認識されていると思います。
精神科医で作家の樺沢紫苑氏は著書『精神科医が見つけた3つの幸福』の中でゲーム、スマホ、(テレビ)をこう位置付けています。
受動的娯楽。つまり、
- 集中力、スキルを必要としない
- 集中力を下げるトレーニング
- 自己成長に繋がらない
- 消費型娯楽
としています。
反対に、
- 集中力、目標設定、スキル向上を要する
- 集中力を高めるトレーニング
- 自己成長を加速させる
- 自己投資型娯楽
は能動的娯楽であり、
読書、ボードゲーム(将棋や囲碁、チェス)、楽器の演奏、ダンス、スポーツなどがそれに当たるとしています。
ここまで読んで「ん?」となった方はカンが鋭い方です。
スマホにだって将棋や囲碁、チェスのゲームはあるし、e-sportsのような競技性のあるゲームも増えてきてる。一概にスマホやゲームが悪いとは言えないのではないか?
私はそう思いました。しかし、著者はそういうことが言いたいわけではないのだ、とすぐに考え直しました。
大事なのは「受動的」か「能動的」かということです。
先ほど挙げたようにスマホゲームでも競技性があったり、スキル向上につながるモノが増えてきています。そういったもので適切に遊ぶなら、自分としては悪くはないのだろうと解釈しています。
ただ依存症になってしまうと良くないので、何事もほどほどにすることが大事です。
どうしてもゲームがやりたくなってしまう。スマホを見てしまう。そんなわがままな自分はダメな人間だ、そう思ってきました。
でもそうではないのです。ダメなのはだらだらとしてしまうこと。
全力で遊べば悪いことは無いのです。
受動的娯楽を能動的娯楽に変えるために、私がいれたアプリとゲームを紹介します。
- Duolingo
英語学習アプリですが、つくりはスマホゲームであり、毎日朝5分のデイリーをこなすことで数字が増えていく単純な構造です。
これを毎日遊ぶだけで英語が身につく、とは断言できませんが、少なくとも英語に触れてない人よりは一歩先に向かえるはずです。 - 寿司打
タイピングゲームも遊ぶようにしてみました。
目標に対しての達成感がある上に、タイピングスキルはブロガーとしても必須なものなので、絶対にためになると思ってますが、遊んでいる時間は純粋に楽しんでます。
上手くできないとムキになって他のゲームをやる時間が減っています。(たぶん良いことです)
大事なのは、スマホをいじらないようにしよう!と
ダイエットで断食をするような過酷なスマホ禁止令を出すのではなく、
どうせスマホをいじるなら、自分のためになりそうなモノに触れよう。ということです
自分もソーシャルゲームのデイリーをやるかたわらで前述したようなゲームを「遊んで」います。
次につながる一歩を、娯楽から踏み出してみましょう。
いつか大きな道に続いているはずです。
今回も読んでいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
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